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Fate/Memory Conflict 第四話 ジャック・ザ・リッパー

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「おかあさん……?」

 マスターを母と呼ぶ少女、切り裂きジャック。彼女らが暮らす家に気配を感じたジャックは、母が待つ部屋に行く。

「…………」

「おかあさん……? 誰だ!」

 感じていた気配を発していた、不審な人物に彼女はナイフを向ける。だが近くにいる彼女の母――マスターは薄く笑いを浮かべるだけで。

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「何言ってるのジャック、お父さんよぉ」

「え……?」

 その一瞬の戸惑いがジャックの命とりとなった。彼女の母はジャックに令呪を向け――

「令呪をもって命じるわ。ジャック、お父さんを認めなさい」

「い、いや……おかあさん……!」

「重ねて令呪をもって命じるわ、ジャック――」

「や、や――」

「重ねて令呪を――」

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 あれ――とジャックは思う。今まで自分は何をしていたんだろう、と考える。頭が洗われたようにクリアになっており、今ならどんなことでも信じてしまいそうな。

「あ――おとうさん!」

 そんなことは忘れて、ジャックは愛する父の胸に飛び込んだ。

「はいはい、ご飯にしましょうね」

 そんな娘の様子を嬉しく思いながら、マスターはキッチンへと行き、ジャックは嬉しそうに父へと話しかけていた。

「ねぇねぇおとうさん! 今日もおとうさんに言われたとおり、ちじょみたいな服してるよ! 偉いでしょ!」

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「ほらおしりもこんな感じ! それとね、今日もおとうさんのじゃましようとしてた人たち、たくさん殺したし――」

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「やっ、やめてくれ! はくっ、白状するから!」

 ジャックからの拷問に耐えきれず、そのマスターは自身のサーヴァントのことを喋ってしまう。

「ありがとう。ジャック、もういいわ」

「うん、おかあさん」

「待っ」


「ねぇねぇ、おかあさん! またおとうさんの役にたてたかな?」

「ええジャック、もちろんよ。よくやったわね」

「えへへ……」
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コメント

No title

どうもリクエストした者です、第四話見させていただきました
家族に成りすまして他所の家庭に入り込むのもMCの王道の一つですよね
偽りの父のため、無邪気に罪を重ね続ける彼女が恐ろしくも哀れでグッと来ました
「おかあさん」も美人ですし、ぜひこの二人の『親子丼』を味わってみたいです(笑)

No title

更新お疲れ様です
ちょうどFGOをやっているので、ジャックちゃんの話はタイムリーでした
しかし、痴女みたいな服装というものの、
ジャックちゃんってデフォルトで痴女っぽい服なんじゃ…
これからも頑張ってください

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