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Fate/Memory Conflict 第七話 赤セイバー

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『助けて……助けてください……』

「ここに本物の聖女がいるのだな……」

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 セイバー――ネロ・クラウディウスは悪化する戦況の中、本物のルーラーが囚われていると聞き、その建物に仕掛けていた。ルーラーがいれば正しい聖杯戦争に戻る、そう考えて助けを求める声に従って彼女は駆けていく。

「ここか!」

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「あなたは……?」

「うむ、余はセイバー。事情は分かっていると思うが、お主を助けに来た。聖女よ」

「ありがとう……ございます……」

 鎖に繋がれて衰弱したルーラーを解放し、帰還しようとしたセイバーの前に、突如として矢が射られた。敵か、と剣を構えるセイバーは、信じられないものを見た。

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「……麗しのアタランテ、か……?」

 行方不明となっていた憧れの仲間が、変わり果てた姿となってそこにいた。

「ウゥゥゥ……ワン! ワン!」

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「な、何を言っておる、そんな犬のような――!?」

 犬のような雄叫びをあげるアタランテに混乱している隙に、セイバーは背後から攻撃を受けてしまう。背後にはルーラーがいたはずだと、セイバーが最後に見た光景は。

「ええ、犬ですよ。私とご主人様の、可愛い番犬……」

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「……ん?」

「あら、お目覚めですか?」



「うむ、余は……?」

「何言ってるんですか、これからあなたの結婚式でしょう」

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「結婚式? 余の?」

「ええ。素敵なウェディングドレス着て。憧れだったんでしょう? 本当に操り人形の分際で羨ましい――焼き殺してやりたいくらい」

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「うむ……うむ! どうやら寝ぼけていたようだ! 余の結婚式だったな!」

「はい、寝てる間に色々とイジらせていただいて」

「寝ている間に完全に洗脳されるような余に、こんな最高の服も用意されていてとても嬉しいぞ! あとはマスターに余自身を捧げるだけだな! ……そう、だな……?」

「ええ、捧げる直前くらいに意識を取り戻しますけれど。せいぜい、私のポイント稼ぎになってくださいね? 皇帝様」

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コメント

No title

どうもリクエストした者です、第七話見させていただきました
助けようとした相手が実は敵だった、ってのは最も厄介なトラップの一つですね
その罠に嵌り花嫁人形として差し出される赤王様…高貴な存在をMCして結婚するシチュには凄く憧れてしまいます
というか何で清姫に結婚式の準備を任せたんですか…嫉妬の炎が熱いです(笑)

第六話の修正もお疲れさまです、最終話にも期待してます!

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