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THE IDOLM@STER SLAVE GIRLS 総集編

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「新しいプロジェクト?」

「はい。シンデレラプロジェクトといいます」

「事務員のあなたがね……」

 346プロダクション。アイドルを多数輩出してきたそこに、新たなプロジェクトが進行していた。事務員である千川ちひろが提出した、シンデレラプロジェクトを美城常務が確認していく。

「この……担当プロデューサーの名前、聞いたことがないが」

「はい、私のご主人様ですから」

「……は?」

 ペラペラと当たり障りのないことが書いてある企画書を捲っていると、千川ちひろがそんなことを呟いた。

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「はい、ご主人様です。このプロジェクトはご主人様のためのものでして、契約書を書かせると相手を奴隷に出来るんですよ。それで私も奴隷にされてしまいまして、ご主人様のためにアイドル候補生を差し出そうと思っているんです」

「ちょ、ちょっと待ちなさい……え?」

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「美城常務も、その計画書に判子いただいたみたいですし。シンデレラプロジェクト、よろしくお願いしますね?」

「……あ、ああ。善処しよう」

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 あれ……私、何やってたんだっけ……

「えー。まず、名前をお願いします」

 ……そうだった。町でスカウトされて、今オーディション受けてるんだった。でもスカウトされた訳だから、結果は決まってるんだけどさ。

「本田未央15歳、高校一年生ですっ!」

 目の前のプロデューサーに元気よく挨拶する。まずは最初が肝心ってね。

「元気に明るく、雌奴隷目指します!」

 ――町でプロデューサーにスカウトされて、最初はやる気になれなかったけど……名刺を見せられてから、何だか凄くやる気になって。この人の雌奴隷になるために生まれてきたんだな、って思ってた。

「はい、ありがとうございます。これで未央さんもプロジェクトの一員ですので。よろしくお願いします」

「はい!」

 それから、一緒にプロジェクトに入った仲間たちと顔を合わせた。ひとまず、この三人組でやっていくんだそうだ。

「ほらほら、しぶりんにしまむー! 撮られてるんだからピースピース!」

「この子もおかしい……みんな。誰か助けて……」

「は……はい! 頑張ります!」

 クールなしぶりんに、まだ緊張しっぱなしのしまむー。でもしぶりんは凄く綺麗だし、しまむーはずっと雌奴隷になるのが夢だったって。私も負けてられないけど、まずは三人で頑張らなきゃ!

「ほら、せーの!」

『絶対雌奴隷になるぞー!』

「口が、勝手に……もういや……」

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 それからは毎日がレッスンの日々。やっぱり簡単になれるもんじゃないらしい。

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 ローターをつけて歩かされるのが、一番難しいレッスンだったかな。でも二人も頑張ってるし、私もやらなきゃね!

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「……お巡りさん。助け……私を、買いませんか」

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「えへへ、先着順ですよ!」

 ……そんなキツいレッスンの日々を乗り越えて、私たちはようやくステージに立てるようになった! とんでもなく可愛い衣装に、凄く大勢の男の人たち。ちょっと暗い場所だったけど、大盛況って言葉が相応しかった。

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 もちろん大成功だった! 珍しくしぶりんも泣いちゃっててさ、よく分からないことも言ってたけど……

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「プロデューサー、おそーい」

 ……なんて。今やプロデューサーは私たちだけでなく、プロジェクトのみんなを支えている立場だ。こうして独り占め出来てるだけ、いいのだけれど。

「なーんて。理解ある未央ちゃんは許しちゃうのだ」

 初ライブの後、私はプロデューサーに告白した。気がついたら好きになっていて、今日は念願の初デート。そんなわけで、こう見えてもちょっと緊張しているのだ。

「じゃ、行こ! 何から乗ろっか!」

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 アイドルといえども24時間気を張っている訳ではなく、休む時間には年相応の顔を見せる。同じプロジェクトの仲間であり、ライバルでもある彼女たちと、仕事について歓談したりしている。

「らんらん、やみのま!」

「ん? ああ、闇に飲ま……ひゃっ!」

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 仕事から帰ってきた未央が、事務所で待機していた蘭子へと走っていく。それを見た蘭子は、いつも通りの挨拶を返そうとしたところ、いきなり未央に抱きつかれてしまう。

「前に蘭子ちゃんがスケッチブックに書いてた案で犯されちゃったよー。私のアナル処女の仇だー!」

「ひゃ、や、やめ……あははは!」

「……何やってるニャ」

 そんな様子をみくは冷めた様子で眺めており、未央は蘭子をくすぐりながらもみくに返答する。

「蘭子ちゃんが趣味の『自分がヤられたい内容をスケッチする』をしてたのを、プロデューサーに見られたらしくて……それがこの未央ちゃんに回ってきたのだよ!」

「あっ、そう……ところで、りーなちゃん知らないかニャ?」

「りーなならほら、そこ」

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 未央が指差した先には、隅でヘッドホンで音楽を聞いている多田李衣菜の姿を見た。みくとコンビを組んでいる彼女は、たまにああして1人になっているのだ。

「まーたPちゃんの声を再生してトリップしてるにゃあ……ああなったら長いし……ニャ!」

「わわっ!」

 目の前にいきなりみくの姿を見た李衣菜は、驚いてヘッドホンを取る。キョロキョロと辺りを見渡すと、ようやくみくの姿を見た。

「なんだみくか……ビックリさせないでよ」

「なんだじゃないニャ! りーなちゃんのおかげで、みく、もう3日もPちゃんから『おあずけ』くらってるんだよ?」

 プロデューサーに『レッスン』をしてもらおうと思ったものの、李衣菜がいなければダメだ、と断られてしまい。半ば八つ当たりのようではあったが、休憩する李衣菜に文句をぶつけていた。

「えー、みくは前に公園で特別にシてたじゃない……」

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「そんなこと言ったら、りーなちゃんは昨日抜け駆けしてPちゃんを誘惑してたって聞いたニャッ!」

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「……いや、それは今はいいニャ。そんなことより、そろそろPちゃんが帰ってくるにゃあ」

「あ、じゃいつも通り用意しないと。プロデューサーに興奮もらえるよう、ロックに」

「……ロックがどうかはともかく、チャンスにゃあ」

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『おかえりなさい』

 あるプロダクションでアイドルとして活動していたあたしだったけど、妹の莉嘉が追いかけてくるように同じプロダクションのアイドルになった。常務肝いりのプロジェクトらしいし、本人も「すぐデビューしてお姉ちゃんと共演するー!」という調子なので、あまり心配はしていない。

「こんにちはー!」

 ……とはいっても、やっぱり気になるものは気になるので。

「あーっ! 美嘉ねぇだ!」

 ちょうど休憩時間だったのか、未央ちゃんを初めとした、シンデレラプロジェクトの仲間達が駆けつけてきた。みんな可愛い妹のようなもので、一人一人挨拶をしていると、本当の妹が飛びついてきた。

「お姉ちゃん、元気?」

「はいはい、元気元気☆」

 莉嘉を適当に相手しておくと、レッスン用のスタジオをグルリと見回した。スパイのようで気が引けるけど、ここはどんなレッスンをしているのだろう。

「ねぇねぇお姉ちゃん、わたし、トレーナーさんから一番筋がいいって褒められちゃった!」

「へー……凄いじゃない、どんなことしたの?」

「んーとね、今日はみんなでレズプレイのレッスンしたの! あたしはみりあちゃんを舐めまわしたりー……お姉ちゃん、どうしたの?」

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「……え?」

 莉嘉が言っていることが理解出来なかった。フリーズするあたしをよそに、未央ちゃんも「莉嘉ちゃん舐めるの上手くてすぐイかされちゃってさー」などと話している。

「ちょ、ちょっと何言って……」

「あ! プロデューサー!」

 混乱するあたしの後ろに、新たな人物が姿を現した。……そこであたしの意識は、少し途切れてしまった。

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「……あ、あれ……」

 次にあたしが目覚めたのは、シンデレラプロジェクトのレッスンスタジオ……少し眠ってしまったらしい。どうしてこんなところで寝ていたのか、それは思い出せないけど、きっと大したことじゃないのだろう。

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 莉嘉を初めとしたみんなも、きちんとデビュー出来るようにレッスンに励んでいた。

「あ、お姉ちゃん起きた! ねぇねぇ、どうかな?」

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 あたしに気づいた莉嘉が、『レッスン中』にもかかわらずアドバイスを求めてきた。姉としてではなく、先輩として口を出すべきだろう。

「莉嘉もまだまだだね。お手本見せてあげる!」

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「みんなー! 今日は来てくれてありがとー!」

「今度デビューする、妹の莉嘉だよ☆」

 そしてそれから数週間後、あたしは莉嘉と、シンデレラプロジェクトの一環としてステージに立っていた。姉妹というのも売り出すにはセールスポイントらしい。

「今日は~莉嘉の身体を生で見せてあげる☆」

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 莉嘉はおもむろに観客へサービスしていき、妹ながら『レッスンの成果』を見せつけていた。姉としてもアイドルとしても、負けてはいられない。

「今日は二人でお相手しちゃうからねー!」

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 莉嘉に負けじとあたしもアイドルとしての衣装で、お客様の『お相手』をして――

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「うーん……あ、杏ちゃん見つけたにぃ☆」

「うわっ!」

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 346プロダクション。事務所には、二人の対照的なアイドルがいた。プロジェクトの中で最も身長が高い諸星きらりに、逆に最も低い双葉杏。まるで親子のようにも見えたが、故にか二人はグループが違うにもかかわらず、仲良く余暇を過ごしていた。

「なんだよきらり……杏寝てたのに」

「んーとね。きらり、今度ファッションショーがあるから、杏ちゃんにも見てほしいの☆」

 そう言ってきらりは、様々な服に着替えた写真を寝ぼけ眼の杏に見せつける。

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「どうかなどうかな、かわいいかな?」

「あー、可愛い可愛い。……ところで、こんなに着るの?」

「うきゃー、杏ちゃんに褒められちゃった☆ ……そうだよ? お客さんの前で着替えて色々するにぃ☆」

「え? お客さんの前って……それって何か……変な感じが……」

 きらりから聞いた仕事の内容が、まるでストリップのように聞こえた杏。どこか違和感を感じてしまったが、その言葉を言い終わるまでにきらりは杏を抱きかかえた。

「わっ!?」

「そっかぁー、杏ちゃん洗脳がちょっと解けかかってるんだねー。ほら、みくちゃんにりーなちゃんも、今再洗脳されてうー☆」

「は? 再……洗脳?」

 きらりに抱きかかえられた杏の視点の先には、何かの紙を見せつけられているみくと李衣菜がいた。いつもの明るさが嘘のように、ジッとその書類を見つめていた。

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「…………」

「Pちゃーん! 杏ちゃんに飴をあげて欲しいにぃ! 杏ちゃん、飴大好きだもんねー?」

「え、あ、うん……」

 ボーッとしたまま事務所を後にするみくと李衣菜をよそに、きらりはプロデューサーに飴をねだる。確かに杏は飴が好物であり、中でもプロデューサー特製の雨が大好物だった。舐めていると幸せな気持ちになり、細かいことがどうでもよくなる感じが……

「大丈夫。きらりも昨日強めに洗脳してもらったけど、全然怖くないよ?」

「じゃ、じゃあ……プロデューサー。飴、ちょうだい……」

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「蘭子ちゃん、出番ですよ」

「ククク……遂に夜の帳が落ちし我が姿を刻む時よ」

 神崎蘭子。その独特な口調やキャラをもって、今ではシンデレラプロジェクトの中でも、有名なアイドルとなっていた。『趣味』が書いてあるノートを閉じると、仕事に熱意を見せる。

「それでは撮影中は、仕事用の話し方でお願いしますね~」

「……はい」

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「…………」

 今日の撮影は動画の撮影。カメラマンの言うように蘭子はポーズを取っていた。

「蘭子ちゃん、次のポーズお願いしまーす」

「はい、まだ14の癖に男を誘っちゃうポーズしちゃいます……」

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「恥ずかしいですけどぉ、私のドスケベボディどうですかぁ? あ、カメラマンさん興奮しておちんちんボキボキにカタくしてる……♪」

 普段なら言う訳もない淫語が蘭子の口から飛び出し、まるで男を挑発するようなポーズを取る。

「今回はこれ以上は見せられないけどぉ……ここまでなら、どんなポーズだってしちゃうからぁ……」

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「いつもこんな風に胸はイジってて……あ、カメラマンさんがご褒美用意してくれてるみたい♪」

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「ざーめん、ザーメン♪ 匂いだけで愛液垂らしてイッちゃいそう……いっただきまーす……」


「蘭子ちゃんお疲れ様でーす」

「…………あれ、あ……」

 こうして蘭子の撮影の仕事は終わる。少しボーッとしてしまっていたが、事務所の仲間たちへのお土産も用意した。あとは仕事の終わりにきちんと、彼女の代名詞とも言える労いの言葉を放つだけだ。

「闇に飲まれよ!(お疲れ様です)」

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『CANDY ISLANDの皆さんでーす!』

「はわわ、テレビですよテレビ……」

 双葉杏、緒方智絵里、三村かな子の三人で結成されたグループ、CANDY ISLAND。地道に活動していた三人は、遂にテレビ出演というチャンスに持ち込んでいた。

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「まあまあ、そんな緊張しないで。適当にさ」

「むむムリです……」

 平常運転な杏に緊張しきりなかな子に智絵里だったが、番組は構わず進行されていく。

『今日はこの話題沸騰中のCANDY ISLANDの皆さんに、CDの宣伝をしてもらうということで。どなたがやりますか?』

「はい」

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「……え?」

 杏がその低い身長によって無理やり智絵里の手を上げ、観客やスタジオのメンバーから、智絵里へと拍手が巻き起こった。

「リハーサル通りに、ね」

「……はい!」

 どちらにしてもCDの宣伝は智絵里の役割だった。緊張してそれも忘れてしまっていたが、杏によって智絵里にも気合いが入る。

「私たちCANDY ISLANDの初めてのCDです! 皆さんどうか、手にとってみてください!」

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『では明日発売のCDから、CANDY ISLANDの皆さんから歌ってもらいましょう!』

 司会の言葉によって、三人はステージの前に立っていた。歌番組という掴んだ最高のチャンスに、CANDY ISLANDの三人の気合いのこもった歌声が――

 ――テレビの中から聞こえてきていた。

「いやー、智絵里ちゃんいい宣伝してたねー」

 舞台裏。撮影は既に終わっており、そのテレビ番組を撮影したメンバーと、CANDY ISLANDの三人は本放送を見ていた。

「ふぁい……」

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「そうやって身体を売ってくれれば、いつだった番組出してあげちゃうからさ」

「はい……アイドルして活動するために、必要なこと、ですから……」

「何でもします……」

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 ……アイドルになろう、って言われてもう数ヶ月が経った。少し興味が出て来た私はそれを了承し、シンデレラプロジェクトの一員となった。

「やっほー、しぶりん!」

「頑張りましょう、凛ちゃん!」

 仲間の未央も卯月も可愛くて良い子たちで、この二人とならアイドルをやれる、と思っていたのに。

「どうしたんですか凛ちゃん。早くプロデューサーさんに処女を貰ってもらわないと! ほら、ほら♪」

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「しぶりんもっと腰振って! プロデューサーを悦ばせないと!」

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 ……始まったのは、私以外みんなおかしい世界だった。

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「すっぱ~」

「あら李衣菜ちゃん、ハズレ引いちゃった?」

 でもアイドルとしての活動も順調だった。アイドルを自分のものにしている、というプロデューサー――あの男のためだとしても。

「楓さん……」

「あら、どうしたの凛ちゃん。元気がないみたいだけど」

 今日も、有名なアイドルとして活動している、高垣楓との共演だった。

「何か嫌なことでもあった? 良かったら相談に乗るわよ?」

「…………」

 信じられないけれど、プロデューサーの催眠術とやらで私たちは操られているらしく、サボったり抵抗したりは出来なかった。でも美嘉さんはこの会社にいたけど、最初は正気だったらしいし、楓さんも……

「……楓さん。この仕事終わったら、ちょっと相談いいですか」

「ええ。私に出来ることなら。……さあみんな、そろそろ休憩終わりだから」

 楓さんの指示で思い思いの休息を取っていたメンバーが立ち上がり、それぞれ撮影の続きへと戻っていく。だから……

 楓さんが一瞬だけ虚ろな目をして立ち尽くしているのに、私は気づくことは出来なかった。

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「楓さん……まだかな」

「凛ちゃーん!」

 撮影の仕事が終わって。みんなが帰路についた中、私は楓さんを待っていた。相談があるという名目で待っていた私は、ようやく来た楓さんに何と言えばいいのかと――

「楓……さん」

「ごめんなさいね。ちょっと手間取っちゃって。……どうしたの?」

 その姿を見て硬直する私を、楓さんは心の底から心配してくれていた。

「あ、もしかしてこの格好のこと? プロデューサーに仕立ててもらったお気に入りなの。ほら、乳首に結婚ピアスもついてるでしょう?」

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「楓さんも……おかしいんですね」

「おかしい? ……ごめんなさい。何か間違えってしまったかしら。凛ちゃんもそんな格好だから、てっきりプロデューサーのことで、参考になるかなって……」

「……え」

 それから楓さんの言葉は耳に入って来なかった。普段通りの格好をしている、と思っていた私の今の格好は。

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「私……この格好が普通だと思ってた……?」

 ……ようやく、ある結論にたどり着いた。みんなじゃなくて、私がおかしいんだって。

「あ、プロデューサー!」

 楓さんが私の背後から近づいてきたプロデューサーに声をかける。それを、私は。

「ぁは……♪」

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「よ、よろしくお願いします!」

「よろしくお願いします」

 このシンデレラプロジェクトにも、新たな仲間が来てくれていた。神谷奈緒に北条加蓮。テレビで見た私たちに憧れたとのことで、ひとまず私が世話役ということになっていた。

「そんなに緊張しなくていいからさ。まずは……最初に書いた契約書、三人で読み返そうか」

「は、はい!」

「契約書……?」

 素直な奈緒と違って加蓮は少し疑問を持ったようだが、最終的には首をひねりながらも契約書を持つ。

 ……最初はおかしいと思っても、結局は気づくんだ。自分が一番おかしいんだって。

「それじゃあ読むよ、まずは第一項の奴隷契約について――」

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「事業拡大?」

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「はい。シンデレラプロジェクトの拡大をお願いしたいんです」

 いつかの日と同じように、事務員である千川ちひろと常務が書類を突き合わせて会議をしていた。

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「シンデレラプロジェクトの躍進は目覚ましいものがありますし、妥当だと思いますが……」

「……今回のライブ次第ね」

「はい。皆さんなら大丈夫ですよ」

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『じゃあ、残していこうか。私たちの足跡……』

 346プロダクションから発足したシンデレラプロジェクトは、遂にプロジェクト単独でのドームライブにまでこぎつけていた。新人の奈緒と加蓮を加えたトリオ、トライアドプリムスからライブは始まっていく。

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『楽しんで行ってください……ね』

『私たちも頑張り、ます』

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『Let's にゃー!』

『ロックに決めちゃうよー!』

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『おっすおっすばっちし☆ きらりに莉嘉ちゃんにみりあちゃんでー』

『凸レーションだよー!』

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『我が僕たちよ、時は来た……今こそ血と闇の宴を初めようぞ……!』

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『次は皆さんお待ちかねのニュージェネレーション!』

『でも私たち、candy islandも見てくださいね?』

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「おおう……盛り上がっちゃってるねー」

 ライブはつつがなく進行していき、トリを飾ることになっているニュージェネレーションの一員として、未央は最後のチェックをしておく。

「どうかな、しぶりん。しまむー……って、二人ともダメか」

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「…………」

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「ッ……ッ! ……」

「ライブ前はプロデューサーに抱いて貰わなきゃいけないんだから、しまむーは忙しいし、しぶりんはまだ回復してないよねっと。オナホ代わりに来てくれた美嘉ねぇもあんな調子だし」

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 ステージの舞台裏。ニュージェネレーションの三人は、そうして自分たちの出番を待っていた。……いや、三人だけではなく、このライブに出るアイドルは皆そうだ。

「ほらー、二回出るからって念入りにされたしぶりん。いつまでも寝てるなー、羨ましいぞー」

「ぁぅ……」

 プロデューサーの慰み物になった後、素早く身嗜みを整えて、彼女たちはファンの前へ姿を表していく。

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「これで大丈夫ですか、プロデューサー。頑張りますね!」

「あっこらしまむー、一人だけズルいぞー。ほら、三人で!」

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『私たちは何も知らないファンの前に、見えないところプロデューサーに汚されたままライブに出る、牝奴隷アイドルです♪』

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