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クロスアンジュ アンジュ

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「……ちょっとヒルダ。私のバイザーで何してるの?」

「あらアンジュ。いえ何でも、見てただけよ?」

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 マナと呼ばれる画期的な情報技術の発展により、世界から争いはなくなった筈だった。しかし少女たちは、そんな世界でも戦うことを義務づけられていて。

「……まあいいわ。私、出撃だから」

 このアンジュとヒルダもその一人であり、各員の搭乗機体で争いを続けていた。ヒルダが触っていたバイザーを調べながら、頭部にセットしてアンジュは自身の機体に乗っていく。

「そうよ、見てただけ……ご主人様のために見てただけ……」

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「……ん?」

 機体を駆り発進したアンジュは、どこかから見られているような気配を感じると、近くの野原に一人の男を見た。軍事機密の地であるはずだが、とても軍人のようには見えなかった。

「ちょっと、そこのあなた」

 どこかその男が気になったアンジュは、機体を飛ばしてその男の元へ行く。すると機体から降りて、男に向けて油断なく銃を構えた。

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「動かないで。……あなた、誰?」

「お前のご主人様、だろ?」

「は?」

 思いもよらない返答にアンジュは呆れはて、ただのバカかと納得する。どうするか――と考えた直後、被っていたバイザーから『声』を聞いた。

「ぇ……ぁ……?」

 ――目の前の男はご主人様で、絶対服従するのが常識である。そうバイザーを通して脳内に直接響き渡り、アンジュは銃を手から取り落とした。……そもそも、この場所に来たのも、無意識にバイザーに誘導された結果だとは知らず。

「ご主人……様……」

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「ご苦労だったな、ヒルダ」

「ええご主人様。アンジュったら警戒心が強いから、ちょっと苦労しましたが……こんなアンジュを見れるなら、お釣りがきそう」

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 水着のまま直立不動で立ち尽くすアンジュを見て二人はクスクスと笑う。

「それじゃあ、ご主人様……」

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コメント

No title

更新お疲れ様デース!

クロスアンジュは結構好きなアニメです。
ロボデザ、キャラデザも良く、声優も豪華で最高でした。
そういえば、アニメの中でアンジュがMCされたようなシーンがありましたね^^
こんな風に、自分の装備に細工をされるシチュも好きです。

次の更新も楽しみにしています。

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