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魔弾の王と戦姫 リクエスト

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「ん……アレ、寝てた?」

 7人の戦姫の1人、エレオノーラ。今日は戦姫の数人で集まる日だったのだが、どうやら少しウトウトとしてしまったようだ。

「おはようございます。エレオノーラ様」

「……リム。だからエレンでいいと――」

 やはり近くに控えていたリムに挨拶しながら、どうにも回らない頭を回転させる。ついでに呼び方も訂正しようとすると、リムの格好に目を奪われた。

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「リ、リム、あなた……?」

「えっと……エレオノーラ様。何かおかしいことでも――あっ!」

 ほとんど布面積のない――というより裸同然の格好を、何の違和感もなさげにするリムの様子に、エレンは素早く寝室を飛び出した。

「エレオノーラ様!?」

 リムの驚く声を置き去りにして、エレンはとにかく走り去っていく。あのリムがあんな様子になっていたことから、何かしらの罠にかかっている可能性があると考えたのだ。

「誰か!」

 リムを相手取るような敵ならば、単独で戦うより他の戦姫に合流した方がいい。確か二人ほど戦姫が来ていたはず、とエレンが考えていた矢先に、その瞳に待ち望んでいた姿が映った。

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「あらエレン。どうかしましたか?」

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「久しぶりだな。僕は――お、おい!?」

「嘘でしょ……!」

 ソフィーにサーシャ。恐らく自分以上に強いだろう二人にも魔の手が及んでいたことに信じられず、とにかくエレンはその場所から逃げようとした。すると屋敷に馬車が走ってくると、そこからまたもや見知った顔が降りてきた。

「エレン……? どうしたのあんた、そんな血相変えて 」

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「ミラ……! 良かった、あんたでも無事で!」

「はぁ? いきなり何言ってるわけ?」

「そんなことより、大変なの! あの屋敷の中で、みんな裸が当たり前みたいになってて……」

「はぁ? だから何言ってんのって……」

「信じられないだろうけど、本当なの! 多分、何か操るような魔具の力で……」

「だから! 何言ってんの! 当たり前でしょうが! ……それに、あんただってそうでしょうが」

「……えっ?」

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「ハァ……私たちはこの前、なんかよく分からない奴の矢に当たって、無様にも何の抵抗も出来ずにそいつの臣下になったじゃない。んで、そいつが私たちが敗北した証に裸同然の格好でいろって……寝ぼけてんの?」
「あっ……そ、そうだった……わよね! 何してたんだろ、私……」

「ま、エレン程度の頭じゃ仕方ないでしょ」

「ちょっと! そういうあんたは何で服なんて着てんのよ?」

「あいつが目の前で服を脱ぐところが見たいとか言うから……そんなことより、もう時間がないのよ! ほら、あんたも行くわよ!」

「ぁ……そ、そうね、早く行かなきゃ!」

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「王……気づかない間に洗脳されたような馬鹿な私たちに、お恵みをお願いします……」
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コメント

No title

どうも人形好きです、作品見させていただきました
強い戦姫たちが支配され、露出を強いられてる様を見ていると
彼女たちの誇りを踏みにじっている感じがして黒い喜びが沸き上がって来ます
みんながおかしくて自分は正気だと思ってたら、すでに自分もおかしくなっていて
そのまま狂気の世界に取り込まれていく展開はやはり良いですね
どうもありがとうございました! またリクエストするときはよろしくお願いしますね

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