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SAO マインド・フラグメント ユウキ編(再掲)

《SA:O》。かつてのデスゲームと同じ名前を冠する、という曰く付きのそのゲームは、一般プレイヤーを多分に招いたβテストを開始した。かつて存在した浮遊城アインクラッドではなく、その地上――アイングラウンドを舞台にしたそのゲームは、βテスターとして選ばれたプレイヤーに遊ばれ尽くしていた。

 もちろん、デスゲームなどではないが――βテストという閉鎖的な環境を利用する者は存在した。女性プレイヤーとNPCに対する、アミュスフィアを介しての感情の操作。一部のプレイヤーに与えられたそれは、秘密裏に実験が開始された。

 このゲームは、閉鎖された実験場なのだ。


「ホントに美味しい! ボクも詳しい方だと思ったけど、まだまだだったなぁ……

 仲間たちとともにβテストに参加したユウキは、現地で知り合ったプレイヤーとともに、あるレストランに赴いていた。そのレストランは路地裏の奥にあり、いかにも隠れ家といった様相を呈していた。

「あの、ところでさ……」

 注文していたケーキを摘まみながら、ユウキは言いにくそうにしながらも、男にはっきりと問いかけた。

「……キミさ、誰だっけ?」

 親しげに会話しながら人目のつかないレストランに二人で来るような仲にもかかわらず、ユウキにはどうしても、目の前のプレイヤーの顔と名前が分からなかった。こうして面と向かって聞くのが失礼というよりも、むしろ、顔と名前も知らない男とこんなことをしているのが不気味で仕方がなかった。

「…………」

 しかし男がその質問に答えることはなく、ユウキの疑惑の視線を受けながらも、システムメニューを開いていく。薄気味悪い笑みをこぼしながら、あるコマンドを打ち込むと、メニューにユウキの名前が表示される。いや、名前だけではなく、そこにはユウキのあらゆることが表示されていた。

 ステータスや使う武器はもちろんのこと、趣味嗜好や性格、果ては姓経験などのことまで全て。『元気っ子』などと端的に性格が表れている表示などを見ながら、男は一つのボタンを押していた。

「ぁ――」

 するとユウキの表情から感情というものが抜け落ち、持っていたフォークが手から零れ落ちていく。瞳から光が失われ、大地に落ちたフォークがカランと音をたてたものの、それを気にせずユウキは立ち上がった。

「……ご主人様❤」

 しかし、それも一瞬のこと。すぐにユウキの表情に笑顔が戻ってきていた――ただしそれは、先程までの太陽のような笑みではなく、淫靡で媚びた笑みだったが。

「えへへ……」

 淫靡な笑顔を顔に貼りつけたまま、ユウキはスカートの裾を掴むと、そのまま男に見せつけるようにたくしあげた。内部から濡れたパンツがそこには覗き、透けた秘所が丸見えとなっており、まるで下着の役割を果たしていなかった。

「凄いよね、こんなところまで作り込んであるなんて……おかげで、ご主人様に会っただけで、こうして濡れ濡れになっちゃうのが分かるんだもの」

 濡れた下着から太ももに液体が零れていき、嬉しそうにユウキはスカートの裾から手を離すと、代わりに男に近づいていく。そして座ったままの男の膝の上に座り込むと、男の口に優しく口づけをした。

「ん……重くないかな? んちゅ……んぐっ」

 胸当てのような金属系の装備は全て前もって外しておいたユウキは、男の膝の上から落ちないように男を抱き締めると、さらにもう一度キスしていく。先程のような優しい口づけではなく、唾液と唾液を交換しあいながらの、お互いに舌を絡ませる熱烈なキス。

「あ……ごめん、濡らしちゃったね。んしょ……」

 ひとしきりキスをし終わったあと、ユウキ自らが漏らしてしまっていた愛液が、男の膝を濡らしてしまっていることに気づいた。しかして男は怒る様子もなく、ユウキのなずかままに任せていた。

「でもいいよね……これからもっと、濡れるんだし……❤」

 そしてユウキはズボンを手で拭くような動作をしながら、男のチャックを下げていく。するとズボンの中から、勃起した男性器が露出する。それを見たユウキは唾を飲み込みながら、男性器の根元を掴んで、ゆっくり男性器に自分の腰を降ろしていく。

「でもVRって便利だよね。リアルだとゴムっていうのが必要なんでしょ? こっちではそんなの……あ、挿っちゃ……いらないっしぃぃぃ❤」

 そしてユウキは、自分から男のいきり立った肉棒を自らの膣内に迎え入れ、胎内まで貫かれたような感覚に全身を震わせた。正確には、そんな感覚が脳に直接入力されているだけだが、それ故にごまかしきれない感覚がユウキを襲っていた。

「これこれっ❤ ひっさびさのご主人様のぶっといおちんぽ❤」

 ニヤニヤと笑うだけで動こうとしない男の代わりに、ユウキは積極的に腰を振っていく。外だというのに何の恥も外聞もないかのように、目の前の男――ご主人様と呼ぶ男に対して、媚びた顔を見せつけながら、脳内に送られてくる快感に身を任せていた。

「最近たいくつなけんさばっかりでっ、ずっと欲求不満だったからぁ、ご主人様の精液便所だと思ってっ、メチャクチャにして❤」

 どんどんと熱が籠もっていくユウキに対して、男はニヤリと笑うとメニューを操作し始めた。先程のユウキのデータが全て載っていたメニューであり、目の前にもかかわらず、ユウキにはそのメニューが見えていないようだ。

 そして再び、男はメニューにあった一つのボタンを、何の躊躇いもなく軽く押していた。

「ううん、ボクは最初からご主人様の精液便所だったし――え?」

 瞬間、ユウキの表情が娼婦のような媚びた笑顔から、困惑の表情に立ち替わる。まるで自らに起きていることが理解出来ないといった様子だったが、幸か不幸か、その類い希な反応速度によって、ユウキは一瞬で状況を把握する。

「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 先程とは違った意味の、恥も外聞もない悲鳴。しかしてそれは誰にも届くことはなく、ユウキは理解できない状況にただただ脅えていた。

「放しっ、放してよ!」

 ユウキの懇願とは対照的に、男は何もユウキを抑えつけるような動作をしていなかった。ユウキも暴れようとはしていたが、脳内にとめどなく流れてくる快感に、まるで力を入れることが出来ないので。

「なっ❤ なんでよ……ボク、初めてなの……初、めて……?」

 快感と嘆きがないまぜになって涙を流すユウキは、せめて男を睨みつけてやろうとしたが、男の顔を見た瞬間、ユウキの思考回路に様々な記憶が浮かんできた。

「あ、ああ、あああああ――」

 急に脳内に浮かんできた記憶に対して、男から離れようとするのも忘れ、ユウキは頭を抑えてしまう。まるで忘れさせられていた記憶を思い出させる、そんなスイッチが押されたかのようだった。

「最初に誘ったのは……ボク……?」

 信じられないようにユウキは呟く。そんなことはないと首を振ろうとするものの、ユウキの記憶回路に焼き付いた思考はその行動を否定する。

「ご主人様に一目惚れしちゃって……ボクとセックスして欲しいって……どうしても頼みこんで……セックスしてもらうなら、何でもしちゃって……」

 ユウキの脳内には、自分が街を歩く男に対してセックスして欲しい、と言い寄っていく記憶が刻まれていた。いきなりそんなことを言われても――と、至極全うに断った男を無理やり路地裏に連れ込むと、そこからどんなことでもやってみせた。

「ご主人様がその気になってくれるように……っ❤ な、なんで腰、勝手に動いてっ❤」

 お互いに動いていなかったにもかかわらず、自然にユウキの腰が男の肉棒に奉仕するように動き出し、ユウキの脳内には新たな記憶か浮かび上がっていく。

「犬みたいに片足を上げてオシッコしたり、ブリッジしながらオナニーしたりっ、ボクが思う痴女みたいなことを、全部んんっ❤」

 路地裏に男を連れ込んだユウキは、困惑する男を前にして、まずは全身の装備を解除。裸同然の姿になってから、まずは犬のような振る舞いをしてみせた。四つん這いになって男に甘えだし、かと思えば近くの家の壁に股間を押しつけてマーキングをしたり、そこらに小便してしまったり。

 それからブリッジをして男に自分の裸体を全身見てもらうようにすると、器用にもそのまま自慰をしてみせた。現実ではとても出来ないことだとしても、このVR世界では可能であり、ユウキに考えついた全てで男を誘ってみせた。

「そしたら……ああ……犯して、もらってぇ❤」

 それらを全てやりきった後、ようやくユウキは男に犯されていた。痛みなどなく快感だけが脳内に直接流れてくるVR世界でのセックスに、野外で全裸だったにもかかわらず、ユウキは獣のような叫び声を上げた。そのまま未開拓の女性器が、男の肉棒の形になるまで犯し尽くされたユウキは、歓喜にうち振るえながら路地裏に放置された。

「それから……ご主人様のおちんぽが忘れられなくなっちゃって。みんなとクエストに行ってても、ご主人様のおちんぽのことばっかり考えてたのぉ♪」

 ユウキはゆっくりと頭を抑えていた手の力を抜いていくと、しっかりと肉棒を掴んで離さない股間部に持っていく。そこは男のカウパーと、ユウキの愛液が混ざった液体がぶちまけられており、それをユウキは指ですくうと、つばを飲み込み美味しそうにそれを口元に持ってきた。

「ジュルルルルル――ァ❤ あが……ぁ……はぁっ……ああっ……」

 愛液に濡れた指先を飴のように舐めると、ユウキの脳内は電撃が流れたかのように真っ白になっていき、それでも指先にしゃぶりつくのを止めなかった。思考も全て真っ白になって吹き飛んでしまうが、ユウキにとってはどうでもいいことだった。

「……ご主人様❤」

 どうせ大事な記憶など、目の前の男――ご主人様に犯された記憶だけだ。

「ごめんねご主人様♪ いつもより遅くなったかな?」

 するとユウキは、いつもの快活な雰囲気を取り戻すと、手を男の腰に回して抱きついた。そして悪戯めいた笑みを見せつけながらも、男を喜ばせるように腰を振っていく。

「でも、この洗脳前に戻すゲーム、ボクは楽しめないからキライだなー……んっ」

 親愛の情を示すキスを男に込めながら、ユウキは、今までやっていた『ゲーム』の感想を漏らす。会話の雰囲気だけならば、まるで普通の食事中のような軽やかなものだった。だが二人の結合部は依然として、グチョグチョと嫌らしい液体の音をたてて、男の肉棒は徐々に膨らんでいた。

「洗脳前のボクも、セックスしてる時点で気づけばいいのにねー。倫理コードあるんだから」

 このVR世界には、こうした行為を全面的に禁ずる、倫理コードというシステムがある。NPCや異性のPCに、そういった行為をしようすると、不快感とともに吹き飛ばされるという防衛システムだ。

 ただしこの倫理コードは、一応は隠しコマンド扱いではあるが、プレイヤー側が自由に解除できる。ただし、当のプレイヤーにしか解除出来ないようにはなっているが――ユウキがそういった行為をしているということは、つまり、自ら倫理コードを解除したということに他ならない。

「ボク、ご主人様に洗脳されてよかったよ! ……そ、それよりっさあ、そろそろ、限界……じゃない?❤」

 倫理コードについては、そういうことに興味がなかったユウキでも知っていたが、今から考えると鼻で笑ってしまう。そんなユウキの口からよだれが垂れて、もはや我慢が出来ないとばかりに舌をだらしなく出して、雌そのものの表情で男を誘惑した。

「あぁはっ……イク……ッ……精液気持ちよくってぇ……ボクは、ボクは、ご主人様の奴隷ですぅぅぅぅぅっ❤」

 『ゲーム』が終わるまで男が溜め込んでいた、胎内に広がっていくかのような仮想の精液の感触に、ユウキは絶頂を迎え、脳内に比較出来ない多幸感と快感を覚えて、全身を震えさせて背を反らせていた。ただし、しっかりとユウキの体内に収まった肉棒が支えとなり、椅子と男の膝の上から落ちるようなことはなく。

「え、えへへへへへへへへ、えへぇ……」

 《SA:O》。定期的な検診を終わらせたユウキは、新しく始められたこのゲームにすぐさまログインした。あくまでβテストに過ぎないというのに、まだまだ探索してもしきれないというボリュームに、ユウキはいたく満足していた。

「よっし!」

 今日は前々からアスナや仲間たちとともにクエストをする約束をしていて、そのリーダーとして、いつも以上に気合い充分という様子だった。検診のせいで少し遅れてはしまったが、改めて気合いを入れておくが、通行人に奇異の視線で見られてしまう。

「……よし……」

 すぐに恥ずかしくなって顔を赤らめながら、小声で気合いを入れ直した。そして、すぐにアスナたちとの待ち合わせ場所に向かおうと、その場から駆けだしていくと。

「ぁ――」

 先程の気合いを込めた叫びで、こちらを見ていたプレイヤーたちの中に、『見覚えのある人物』の姿を見た。するとユウキの足はその場でピタリと止まり、一瞬だけ全ての感情が表情から抜け落ちていく。

「――ご主人様♪」

 そしてユウキは、一秒前に自分が何をしようとしていたかも忘れ――いや、どうでもよくなり、雌犬のように男の前に駆け寄っていった。
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