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SAO ユウキ 悪堕ち 後編

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「仮装大会?」

「はい!」

 自分を訪ねてきたシリカを快く迎え入れたユウキは、シリカからそんな大会があることを知らされた。モンスターの仮装をしてプレイヤーを驚かせてやろうと、元々そういったお祭り騒ぎが好きなユウキは、聞いただけで目を輝かせていて。

「ちなみに、私の衣装はこんな感じなんですよ」

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「す、凄い凝ってるね……」

 シリカの意のままに動いているような触手といい、もはや本物の植物系モンスターのようで。触りたくなる衝動に駆られるものの、それで壊してしまっては申し訳がないとユウキは何とか自分を押し留める。

「えと。でも、ボクそんな大会知らなかったから、衣装が……」

「ふふん。実はお誘いする手前、ユウキさんの衣装も用意してまして」

「ホント!?」

「はい。似合うといいんですけど……」

「すぐ着てみるよ! ありがと!」

 シリカから服をトレードして貰いながら、ユウキは奥の部屋ですぐさま着替え始める。着替えといってもメニューを操作するだけだが、メニューを操作しながら、シリカの笑顔はあんな笑顔だったかな、とユウキは違和感を覚えていた。無邪気というより、何か考えがあるような――仮装大会のための役作りかな、とすぐに納得したが。

「どう、かな?」

「とっても似合ってますよ!」

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 ユウキに用意された服は、死神のようなコスプレで。多少は恥ずかしい気持ちがないわけでもなかったが、こんな大会があるというのを聞き逃していたので、ユウキにとっては残念な気持ちの方が強かった。

「はい。他の皆さんから、私たちだけ人間を仲間に出来てズルい、って言われてたんですよ」

「え――」

 シリカが何かユウキに理解出来ないことを言った瞬間、ユウキの脳内に急激な痛みが走る。瞳はグルンと白目を向いて、倒れながらビクビクと身体が痙攣していく様子を見て、シリカはこれ以上なく嬉しそうに笑っていた。

「すぐ気持ちよくなりますから。終わったら、ユウキさんも私たちの仲間ですね……」


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「気分はどうですか?」

「最高……」
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コメント

No title

更新お疲れ様です
ユウキの死神衣装いいなあ

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