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翠星のガルガンティア

 過去に起きた災害により、陸地がほぼなくなった地球。そこでも人間は逞しく生き延びており、旧文明の機械を発掘していた。ただし、発掘した旧文明を扱えるわけではなく……

「ねーねー、サルベージ隊の人からこんなの貰ったー!

 ガルガンティアに住む少女、メルティが友人たちにある職人から貰った機械を差し出す。一緒に運び屋を営んでいるエイミーとサーヤは、興味深げにその機械を見つめた。

「何だか凄いね、どうやって使うの?」

「それがさー、さっぱり分かんないんだって!」

「それじゃゴミじゃーん」

 サルベージ隊から体よくゴミを押し付けられた――という笑い話ですむ筈だった。その機械が三人の少女たちに、奇妙な光を発するまでは。

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「あ……」

 その光を見たエイミーたちが虚ろな目つきになった後、鋭い高周波が短く響いていく。すぐに鳴り終わり、再びその機械はゴミと化したが……

「あ……仕事しなきゃ……」

「仕事……ご主人様に……ご奉仕……」

「仕事……ご奉仕……ご主人様……」

 ……彼女たちを操るには充分な時間だった。

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