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ギアス C.C.

cc

ギアスを与える魔女、C.C.。その存在を狙う組織はいくらでも存在しており、その中の一つは、独自に入手していたギアス能力者の手によってついに拘束に成功する。ギアスが効かないC.C.は、特に動揺する素振りもなく、余裕そうな態度を崩さなかったが……

「あの女の様子はどうだ」

「はい、静かなものです」

 組織の責任者が見張りについていた部下に確認する。C.C.はその部屋の中で、まるで人形のように微動だにしていなかった。

「私にはギアスは効かないだと? 馬鹿め、ギアスなんぞに頼らんでもいくらでも方法はある。おい、聞こえるか」

「はい……聞こえます……」

 C.C.の顎を引いてせせら笑う男に、やはりぼそぼそとした声で応えていく。
 
「質問に答えろ。お前はなんだ?」

「はい……組織のために働く人形です……」

「存在意義とお前にとっての幸せは?」

「どちらも……組織のために働くことです……」

 C.C.はもはや、『まるで人形』ではなく、真に人形だと男は確信する。ゼロのことを好きなだけ話させるのもいい、黒の騎士団へスパイとして送るのもいい。ギアス兵を組織に広めるのも、不死の兵隊として使うのもありか。男の目の前でボーっと立ち尽くす彼女自身を解析するのも面白い。

「なんにせよ『使って』みなくてはな……おい、服を脱げ」

 それよりも男は、その端正なスタイルへと視線を向ける。下卑た声色でC.C.は命じられ――

「は……い……」

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