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ごちうさ リゼ リクエスト

「明日の予定はっと……」

 天々座理世――リゼは、寝る前に携帯を弄っていた。バイトのシフトの確認や、友人との連絡などをしていると、一つのメールが届いた。

「ん? 何だろ、このメー……ル……」

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 そのメールに添付されている画像を見ていると、リゼの目が虚ろになっていき、突如として立ち上がると覚束ない足取りで外に向かっていく。屋敷の使用人たちに見つからないように外に出ると、携帯を持った一人の男が待っていた。

「おお、本当に来たな」

 携帯メールに仕込んだ暗示で家から出て来たリゼに、男は満足げに微笑んだ。ボーッと立ち尽くすリゼに対し、さらなる暗示を仕込んでいく。

「いいかリゼ、俺は君の上官だ」

「上官……殿……」

「上官の言うことは絶対だ、分かるな?」

「はい……」

 リゼの趣味である、軍事的なことに絡めて暗示をかけていく。それが功を労したのか、リゼには簡単に暗示が仕込まれていく。

「分かったら復唱だ」

「あなたは私は上官……上官の言うことは絶対……了解であります、サー」

 そこまでリゼに暗示をかけたところで、リゼを一旦家に帰す。リゼはそのまま部屋で眠っていき、そのことは何も覚えていない。暗示をかけられる前と何も変わらず、バイトや学生生活を勤しんでいくが……

「あ……」

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「……よくぞいらっしゃいました、サー」

 ――上官を視界に捉えると、他のどんなことよりも、上官である男の指示を優先するようになっていた。

「やあリゼ。言っておいたことはやってくれた?」

「はっ。家の口座の一部を上官殿の好きに使えるようにと、家の者にも上官殿のメールを見せております! そっ、そんなことより……」

 男がリゼにかけた暗示は大別すると二つ。上官である男に従うことと……その命令に従えば従うだけ、幸せな感覚に包まれて気持ちよくなっていくという、まるで薬物のような効力を持った暗示。

「次は、次はどんな命令をしてくださいますかぁ……?」

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コメント

No title

SSもつけてくださるなんて…感謝感激ですm(__)m
カオナシさんのも含めて今夜のおかずは豪華になりそうですよ、うへへ

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