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IS 篠ノ之束

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 IS開発者、篠ノ之束。世界各国からその身柄を狙われているにもかかわらず、自由奔放に世界を回っている。そんな彼女だったが、今はIS学園――それも、友人たちと海で遊んでいた、妹である篠ノ之箒の元に現れていた。

「ヤッホー、箒ちゃん!」

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「……今度は、どうしたんですか……」

 いつものように過剰なスキンシップをされた後、束のことだから問い詰めても無駄だと悟った箒が、今度は何の用かと訪ねようとする。するとその顔に、束からチカチカと点滅するライトのようなものが当てられた。

「箒ちゃん。あなたはだんだん眠くな~る。あなたはだんだん眠くな~る」

「はぁ……何ふざけて……るん……で……」

 そんなライトを当てられながら喋りだされた箒は、また姉がふざけていると考え、語気を強めようとし――目が虚ろになったかと思うと、束が言ったように眠るように力と意識を失ってしまう。

「ふざけてないよー? なんたってこの天才、束ちゃんが作った催眠装置だからねー」

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 意識を失った箒を抱きかかえながら、束はボソボソと箒の耳元で呟いていく。

「箒ちゃん聞こえますかぁー?」

「はい……聞こえます……」

「今、箒ちゃんは凄い気持ちいいの。だから気分がいいから、何でも言うこと聞いちゃうの!」

「気持ちいい……何でも言うことを聞く……はい分かりました」

「それで『紅い雌豚』って聞くと、この状態になっちゃう。箒ちゃん紅いし雌豚だしでピッタリだよね?」

「『紅い雌豚』……雌豚……はい分かりました……」

「うんうん。言うこと聞いてれば、一夏くんと幸せになれるからねー」

「一夏と……幸せ……」

「可愛いなぁ箒ちゃんはぁー」

 一夏と幸せと聞いて顔が微笑む箒に対して、暗示をかけるのが終わった束は満足げに笑う。そのまま束はどこかに姿を消すと、箒は数分後に意識を取り戻した。箒に会ったこと今の記憶を忘れ――

「箒ちゃんゲット~」

 隠れ家に戻って上機嫌に鼻歌を鳴らす束に、一人の男が近づいていた。束はその男の接近に気づくと――

「ご主人様ぁ!」

 ――その男に思いっきり抱きついた。まるで箒や千冬にするようにスキンシップをして、笑顔で妹を奴隷にしたことを報告していく。

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「箒ちゃんをご主人様の奴隷にしてきたの! 次は千冬ちゃんで~二人に協力して貰って、IS学園全部ご主人様に差し出すの! 誉めて誉めて!」 

 まるで子供のように男にスキンシップを求めていく束に、ご主人様と呼ばれた男は適当に頭を撫でていく。それは男がIS学園を手に入れる日が近いことと同義だった……
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コメント

No title

ISキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
めっちゃ良いですね!続きが読みたいです

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